先生と学ぶ!模擬講義
ここでしか見られない人気授業をPICK UP! 「医療って、実際どんなことを学ぶの?」そんな疑問に応える特別講義をお届けします。 医療人として働く魅力や、学びの面白さがきっと伝わるはず。
LECTURE 01 臨床工学科
所属/職位:
臨床工学科/学科長・教授
学位・資格等:
博士(札幌医科大学 医学部 麻酔科学講座)、臨床工学技士、札幌医科大学 医学部 集中治療医学 客員教授
LECTURE 02 臨床検査学科
所属/職位:
臨床検査学科/講師
学位・資格等:
修士(保健科学)北海道大学、臨床検査技師、日本超音波医学会認定超音波検査士(循環器)、日本心エコー図学会認定専門技師
ぼくは医療DXマネジメント学科だけど、 臨床の世界って案外DXとつながってるんだな…。 デジタルの力で、もっと効率化できる部分もありそうだ。 こういう現場のこと、もっと知りたくなってきたかも。
専門と情熱に触れる 学科を代表 する先生 たち
医療・福祉・心理…それぞれの専門分野で活躍する先生 たちをご紹介! 研究内容や熱い想いに触れながら、自分の興味や目指したい道を見つけてください。
共生社会デザイン学科
IMANISHI RYOSUKE
今西 良輔 先生
医療DXマネジメント 学科
SASAMORI DAISUKE
笹森 大輔 先生
リハビリテーション 学科 理学療法学専攻
MATSUZAKI YURIKO
松崎 百里子 先生
リハビリテーション 学科 作業療法学専攻
MURAKAMI MASAKAZU
村上 正和 先生
子どもたちの声を大切に これからを考える
IMANISHI RYOSUKE
今西 良輔 先生
所属/職位
共生社会デザイン学科/開設委員
学位•資格等
修士(教育学/北海道大学大学院)、社会福祉士、精神保健福祉士、公認心理師
研究テーマ
社会的養護における子どもの自立支援
研究の中身をちょっと紹介!
虐待や貧困など多様な背景をもつ子どもや家庭がある中で、特に社会的養護を必要とする子どもたちが大人として自立していくために、これからどのような支援や環境、制度が求められるのかを研究しています。また、さまざまな困難や課題を抱えた子どもや保護者の支援についても研究をしています。
“ いま” のデータが医療の未来をつくる
SASAMORI DAISUKE
笹森 大輔 先生
所属/職位
医療DXマネジメント学科/開設委員長
学位•資格等
修士(医療ビジネス経営学)国際医療福祉大学、MBA、診療放射線技師
研究テーマ
医療DXによる働き方の最適化、医療情報のリアルタイムな可視化、手術のコストビヘイビアに関する記述的分析
研究の中身をちょっと紹介!
これまで医療分野でのデータ活用は、主に現在や過去の情報を蓄積することに重きが置かれてきましたが、これからはリアルタイムのデータを“見える化”し、予測やコントロールに活かすことが求められています。こうした変化を受け、私はデジタル技術を使った新たなデータ可視化の方法が、組織の変革や経営にどのような効果をもたらすのかを研究しています。
家族にも、患者にも 寄り添う看護のあり方
所属/職位
看護学科/准教授
学位•資格等
修士(札幌医科大学大学院保健医療学研究科)、看護師
研究テーマ
人生の最終章にある患者・家族への看護に関する研究、新卒看護師の指導・教育に関する研究、BGMによる患者・看護師への影響に関する研究
研究の中身をちょっと紹介!
亡くなる患者さんとその家族への看護について向き合い、研究を進めています。教育については、新人看護師と先輩看護師の両視点で心情を研究。また、ICUで流れる音楽が患者さんや看護師にどんな影響があるのかも調べています。
「“ 予防” で元気に」 地域の健康づくり
MATSUZAKI YURIKO
松崎 由里子 先生
所属/職位
リハビリテーション学科 理学療法学専攻/准教授
学位•資格等
理学療法学博士(札幌医科大学)、理学療法士
研究テーマ
予防理学療法、地域在住高齢者の介護予防・健康増進、国際保健
研究の中身をちょっと紹介!
理学療法士は、病院や施設だけでなく、地域でも活躍の場があります。自立を損なう前の“予防”にも関わることができるのです。私は、地域に暮らす人々を対象に調査・研究を行ったり、開発途上国での国際活動にも取り組みながら、「だれ一人取り残さない(leave no one behind)」をテーマに、誰もがいきいきと暮らせる未来を考えています。
VR×リハビリで 動きを取り戻す
MURAKAMI MASAKAZU
村上 正和 先生
所属/職位
リハビリテーション学科 作業療法学専攻/准教授
学位•資格等
保健学博士(弘前大学)、作業療法士、認定訪問療法士、3学会合同呼吸療法認定士
研究テーマ
VRを使った片麻痺の治療に関する研究
研究の中身をちょっと紹介!
脳卒中による麻痺の回復を目指す中で、私が注目しているのが「視覚誘導性自己運動錯覚」という現象を用いた治療です。手や足が動いている映像を見ることで「体が動いている」と錯覚させ、実際に麻痺した部分の動きを引き出す治療法です。これにVR(バーチャルリアリティ)を組み合わせることで、さらに脳を刺激して、治療の効果を高められると考えています。
目に見えないところで 医療を支える
所属/職位
診療放射線学科/講師
学位•資格等
博士(保健学)弘前大学・診療放射線技師・第一種放射線取扱主任者
研究テーマ
AIで医療画像をキレイにする技術
研究の中身をちょっと紹介!
医療ではレントゲンやCTで体の中を画像にしますが、ノイズがあると病気が見えにくくなることがあります。そこで私たちは、N2VというAI技術を使って、画像1枚だけでノイズを減らす研究をしています。少ない放射線でもきれいな画像を作ることを目指しています。
「“ 見えない危機” を 見抜け」
所属/職位
臨床検査学科/講師
学位•資格等
博士(保健科学)・臨床検査技師
研究テーマ
自己免疫性血管炎の病因・病態解析、中毒に関わる物質の化学・免疫的分析
研究の中身をちょっと紹介!
免疫が誤って自分を攻撃することで起こる血管の病気について、体の中で何が起きているのかを調べています。それ以外にも、実は身近に存在する薬や毒などの危険な物質を、分析して正体をつきとめます。こうした研究は、一病気の検査や治療、事件・事故の原因を解明する手がかりになります。
「医療の安全を守る」 医療機器のスペシャリスト
所属/職位
臨床工学科/講師
学位•資格等
工学修士(北海道科学大学大学院工学研究科 医療工学専攻)・臨床工学技士・血液浄化専門臨床工学技士・透析技術認定士・3学会合同呼吸療法認定士
研究テーマ
転倒転落事故を防止する医療機器の活用と改良に関する研究
研究の中身をちょっと紹介!
高齢者や長期入院患者は、筋力低下や認知症の影響で、ベッドからの転倒・転落のリスクがあります。医療現場ではセンサーを使って予防に取り組んでいますが、誤設定や使い方の問題で作動せず、事故につながることも。こうした運用上の課題や改良点を明らかにし、安全で効果的なセンサー活用の仕組みづくりを目指しています。